千葉市若葉区の庭造り 平成23年1月18日
今年の初庭造りは、地元千葉市です。昨年は他県などの遠い現場での庭造りが続いたので、地元での庭造りは久しぶりな気がします。
ウッドデッキやガーデンテラスデッキなどの木工事終了の後、石畳などの足元工事などの前に高木中木の植栽を終わらせます。
雑木の庭の場合、落葉の時期である冬の庭造りの際には、ついついたくさん植え過ぎてしまうことがよくあります。
冬の植栽直後の雑木の庭は少し寂しげですが、実はこのくらいが適量のように思います。
一般の造園工事においては、庭の造作を先に終わらせてから、最後に植栽するという工程が組まれることが多いようです。
私たちの庭づくりの場合、適切な植栽配置を最も重視しているため、園路などの造作よりも樹木植栽を先行させることがしばしばあります。
玄関アプローチ施工中です。御影石敷石、耐火煉瓦の古材、枕木古材など、相性の良い素材を組み合わせて少しリズミカルに配しています。
ガーデンテラスデッキ前の水鉢と石畳。石畳の先に手作りベンチを配します。
見ごたえのある素材と造形がこの庭の木々の中に違和感なく収まってゆくよう、ボリュームのバランス、配置、素材の合わせ方、なじませ方を慎重に見極めながら、配していきます。
この庭は来週には大方仕上がるでしょう。さて、どのように景色をまとめてゆくか、楽しみです。