千葉市若葉区の庭 完成 平成23年1月26日
今年最初の庭造り、千葉市若葉区Sさんの庭、外構工事の一部を除いてほぼ完成しました。
ウッドチップ敷きの部分は、春にはノシバを張る予定です。今、芝を張っても霜柱で浮き上がって根が切れてしまうため、よい時期に作業を残します。
冬の植栽なので分かりにくいかもしれませんが、ガーデンテラスデッキや手作りベンチの周辺は、春から夏の間は木漏れ日の下の憩いの場所となります。
テラスデッキと水鉢の佇まい。
庭側から樹木越しに見た新築家屋の佇まい。
広い庭ではありませんが、家の際には樹高5mから6m程度の雑木を配して、窓辺に夏の木陰をつくります。
春には柔らかな新緑越しに、この家屋も緑の中になじみ、いずれ風景として溶け込んでゆくことでしょう。
玄関アプローチの表情。ここは庭へと続く動線の起点になります。伸びやかに庭へと繋がる雰囲気を、枕木などの直線で演出してみました。
玄関アプローチから続くマサ土洗い出し仕上げの園路が伝い、屋外リビングスペースというべきデッキ周辺の主庭へといざないます。
今年の第1作です。数ヵ月後に訪れる新緑の季節が楽しみです。
新築家屋でありながら、造園の着工まで随分とお待たせしましたのにもかかわらず、最後まで信頼し期待してくださったお施主様に心より感謝申し上げます。