えどがわ森の保育園 植栽工事開始 平成23年2月7日
千葉県流山市に、とてもユニークな保育園が、今年の4月に開園します。
えどがわ森の保育園。
4月の開園を目前にして急ピッチで建築工事が進んでいます。
太陽の熱を利用した暖房システム OMソーラーの保育園の中は、千葉県産の杉無垢材のぬくもり暖かな、木の香り漂う居心地のよい空間が生まれつつあります。
杉丸太の中柱は、枝をそのまま残して手すり状にしています。子供たちが丸太によじ登り、この枝を伝って遊ぶ光景を思い浮かべると、とても楽しい気持ちにさせられます。
森の保育園、その名の通り、自然の恵みを活かした室内の森空間を体現して、子供たちの五感にどんな素晴らしいことを感じさせてくれるでしょうか。
そして、保育園の外空間を設計施工させていただくことになり、一昨日から植栽工事にかかり始めました。
「えどがわ森の保育園」、その名の通り、この保育園の外空間はこの土地らしい森をつくります。
生態系豊かに育ってゆく森、それでいて、子供たちが楽しめる花木、果物をちりばめた、木々と子供たちとの繋がりを育てる森をつくるのです。
公共空間の森つくり、この森を大きく豊かに育ててゆきます。住宅の庭つくりとは配植の考え方が多少違ってきますが、美しく居心地の良い空間を育てるという、住空間つくりの大前提は変わりません。
この森が育つにつれて、将来消えてゆくであろう中木類も、今は必要な部分に織り交ぜながら、現時点でも美しい森、そして森の中に佇む落ち着きのある保育園つくりを目指します。
こうした保育園が計画されるようになった今の時代、保育園関係者、建築関係者の情熱と発案が時代を変えてゆきます。
世の中がよい方向に変わる夢、私たちもとことん付き合い、協力させていきたいと思います。
「こんな保育園に通える子供は幸せだな」多くの人がそう思える場所をつくるべく、持てる力を注いでいます。
えどがわ森の保育園のサイトは下記のとおりです。
http://www.edomori.jp/